顎関節症と歯並びの関係

生まれつきの歯並びの関係から、噛み合わせがうまく噛み合ってないために顎関節に負担がかかり、
これが原因で顎関節症になってしまうことがあります。
中でも糸切り歯の噛み合わせはあごを安定させるために重要な役割があります。
そのため、上下の糸切り歯が噛み合ってないか、不適切な状態で生えている場合は顎関節症にかかりやすい傾向があります。

顎関節症になりやすい歯並びとして、3つのパターンがあります。
オープンバイトと八重歯とディープバイトです。

オープンバイトは噛み合わせた時に、前歯の糸切り歯までしっかり上下の歯が噛み合っていないか、
もしくは全部すき間があって奥歯でしか噛んでいない場合のことを言います。
オープンバイトによる顎関節症の特徴は、噛み合わせた時に噛んでいる場所が奥歯しかないため、定まった噛み合わせが分かりにくくなっています。
これが原因で、両顎の痛みや偏頭痛、肩こりなどの症状が出たりします。

八重歯は、糸切り歯の並び方が前に飛び出しているか、完全に生えてないために上と下の糸切り歯が噛み合っていない場合を言います。
八重歯が原因の顎関節症の特徴は、噛み合わせに微妙なずれがあるところです。
八重歯の後ろの歯に噛み合わせの負担がかかりやすく、知覚過敏になっていることもあります。
顎の雑音、肩こり、偏頭痛、痛みなどの症状が出たりします。

ディープバイトは噛み合わせがもともと深いため、噛み合わせた時に下の前歯が上の前歯で覆われていて見えなくなっている場合を言います。
奥歯の被せものを作るときなどで上下の噛み合わせの高さがないために、被せ物が薄くなったり、穴が開いたりします。
この場合、顎の痛みや偏頭痛、肩こりなどの症状が出たりします。

このような症状を改善するためには歯並びを矯正する治療が必要となります。
今のところ顎関節症の症状がなくても、歯並びや噛み合わせの悪い人は必ず顎関節に負担がかかっています。
歯は、本来まっすぐに生えていて、上下垂直の力がかかり、よりよい状態で噛み合うものなのです。
歯並びの異常や不正咬合を矯正して、顎関節症を治して防ぐようにしましょう。