エンドポア

エンドポアはカナダで生まれたインプラントです。
エンドポアインプラントの特徴は、短いサイズでの確実な維持力にあります。

インプラント表面についたたくさんの粒子によって、他のインプラントよりも強固に骨につくため、長さが短くてすむようになっています。
またポーラスコーティングによって、普通のスクリュータイプの約3倍ちかくの表面積があります。
チタン合金製の微小球体が焼結することで生まれた、多孔質構造に骨組織が侵入し、増殖することでしっかりと骨に固定されるのです。
咬む力やすり合わせによってうまれる横方向の力や、回転運動などに対して抵抗性もあります。

なので、今まで骨がやせていてインプラント治療が困難な人にも、インプラント治療を可能なようにしたのです。
顎の骨が十分にない場合や、太い神経や血管を損傷する危険のある場合に、選ばれやすいインプラントになっております。
そのために主に上顎奥歯で使用することが多く、上顎洞の骨移植手術をしたくない場合には役立っているといえます。
同時に下顎の神経管が近くて、長いインプラントが入れない場合には、エンドポアインプラント5mmがよく使用されるほどです。

虫歯や事故などで歯を失うことがあるかもしれませんが、奥歯を失うと人からは見えません。
しかし噛む力を失うことによって、歯のかみ合わせが悪くなり、健康に影響が出てきてしまいます。
歯科領域では馴染みはないのですが、体積に比較して表面積が大きいです。
埋入部位の骨が垂直的に短い、下顎の臼歯部などに有効です。

一番短いもので5ミリという、おそらくは世界最短サイズになっているインプラントです。
ただしスクリュー構造ではなくシリンダータイプですので、初期固定が要求される即時インプラントには向かないという面があります。
つまり歯を抜いた後にすぐにはできないインプラントともいえます。

大学病院や口腔外科が得意な歯科医院などでよく使用されているメーカーでもあります。
ただし開発の方は2012年をもって終了いたしておりますこともご了承ください。